14日、島根県江津市の不燃物処理場で火災がありました。

火は約3時間後に消し止められ、けが人はありませんでしたが、原因調査のため、市では火災のあった処理場への不燃ゴミの持ち込みを16日まで停止するとしています。

警察や江津市によりますと、14日午後2時半ごろ、江津市島の星町にある不燃物処理場「江津市島の星クリーンセンター」で、作業員が不燃ごみの処理中に「パチッパチッ」という音を聞き、ブレーカーが落ちたことから、破砕された不燃物を集めて保管する「ホッパー」を確認すると、煙とともに火の手があがっているのを発見しました。

火は約3時間後に消し止められ、けがをした人はいませんでした。

当時、金物ごみを破砕し、鉄とその他に分別していて、火はその他のごみから出たとみられるいうことです。

センターは1995年から稼働していて、2018年・平成30年7月豪雨で災害ゴミが多量に持ち込まれた際にも同様の火災が発生したということです。

今回の火災が設備に起因するものか、持ち込まれたゴミに紛れていた木材などの可燃物に起因するものかなど、江津市では、15日朝から消防などと共に、出火原因や被害状況などについて調査を行っています。

またこの調査のため、江津市では不燃ごみのセンターへの持ち込みを16日まで停止するとしています。