2030年に、国民スポーツ大会と
全国障害者スポーツ大会の開催が予定されている島根県は、12日、施設整備のための予算確保や配分を国に要望しました。

島根県の丸山達也知事は、 国土交通省に高見康裕政務官を訪ねました。

そして、資材費や労務費の高騰を踏まえた施設整備予算の確保や、大会前年のリハーサル大会までに整備が完了するよう予算配分などへの配慮を求めました。

島根県によりますと2030年の開催が予定されている島根かみあり国スポと全スポでは、県内15の都市公園にある21の競技施設の整備が必要で、費用は概算で160億円余りにも上るということです。

島根県・丸山達也知事
「これから短期間で都市公園の中のスポーツ施設を改修していく必要があり、限られた期間の中で必要な予算を配分して頂けるようお願いに来た。」

高見政務官は、事情はよく理解しているとし、要望通り予算確保できるよう取り組みたいなどと応じたということで、丸山知事は、財務省などへの働きかけも強めていく考えを示しました。