核兵器の廃絶をめざす「ナガサキ・ユース代表団」が4月末からニューヨークで開催されるNPT再検討会議の準備委員会に派遣されることになり、14日、大石知事を表敬訪問しました。

表敬訪問したのは、長崎大学の学生6人で構成するナガサキ・ユース代表団 第13期生です。

学生らは、4月28日からアメリカ・ニューヨークで開催されるNPT・核兵器不拡散条約再検討会議の準備委員会に派遣されます。

大石知事は「国際情勢が厳しい中、みなさんが国際社会の最前線で長崎の声を伝えてくれるのは非常に重要です」と述べ、メンバーを激励しました。

この後の会見で学生たちが抱負を語りました。

ナガサキ・ユース代表団 第13期生 バンダービーン新愛さん(被爆3世)「伝えること、話すことさえ辛いであろう記憶をあえて伝えてくれた祖母の勇気や、その記憶の重さを胸に、核のない世界をめざして、被爆者の思い、被爆地の思いを海外でも伝えてこられるように頑張って参りたいと思っております」

学生らは、会議を傍聴するほか、各国の政府関係者やNGOと交流する予定だということです。