■プリンセス駅伝(福岡県宗像市・福津市 42.195キロ、6区間)

女子駅伝日本一を決めるクイーンズ駅伝(11月27日・宮城県開催)の予選会であるプリンセス駅伝が23日、福岡県宗像市で行われ、パナソニックが最終6区で前を走る九電工を追い抜き、逆転で優勝を果たした。

同レースは31チームが参加し、5年ぶりの予選会出場となったパナソニックは34回目のクイーンズ駅伝への出場権を手にした。17年、18年と2年連続で日本一を達成した強豪だが、昨年のクイーンズ駅伝は25位と涙を飲んだ。

レース後、安養寺監督は「1区・2区でいい流れを作って、3区・4区で粘りの走りをして、5区・6区で盛り返して、優勝を狙いつつ3位以内を目指すというのが目標でした。今回は目標通り、想定通りの走りができた」とレースを振り返った。

さらに5年ぶりの予選会出場について「去年はケガ人が多くて落ちるところまで落ちて、ケガさえなければ強いというパナソニックを見せたかったので、ちょっと去年のことを思い出すと涙が出るんですけど。本当に良かったと思います」と涙声で優勝を喜んだ。

アンカーの信櫻空(21)は「すごくうれしいです。私が入社して2年間はコロナ禍で、入社してはじめて有観客の駅伝になった。前との差が11秒だよ、10秒だよという声がすごく聞こえたので、いつも足が止まってしまうところもあきらめずに前だけを見てみて走れた」と沿道の応援が力になったと語った。

ゴール手前の逆転劇について「調子はずっと悪くなくて、ここで優勝インタビューを受けていることを想像しながら、何位できても私が1位に押し上げてゴールするんだという気持ちで走れたので良かった。でも信じられないような、うれしいような気持ちでいっぱいです」と笑顔で優勝の喜びをかみしめた。

※写真一番右がアンカー・信櫻空