【スタジオ】
江幡)八戸地域消防本部の齋藤明予防課長は「火災警報は強い規制になるのでかなり慎重な判断を迫られる。注意報だと注意喚起という趣旨で出しやすい」と話していて、実際、2024年は春先を中心に6回発令しました。

浅見)火災注意報を設けている消防本部は県内にもあるのでしょうか?
江幡)はい。県内では唯一久慈広域連合消防本部で火災注意報が運用されています。

注意報の活用が期待される一方で警報と比較して強制力は低く、導入実績が少ないため効果は未知数と言えます。
浅見)山林火災の発生を防ぐために、火災警報をどれだけ効果的に運用していけるかが重要と言えそうですね。
江幡)取材を続けると、実は以前は岩手県内でも火災警報が発令されていたことが分かりました。