この時期としては強い寒気が上空に流れ込むため、県内は15日夜遅くまで大気の状態が不安定になる見込みで、気象台が雷や突風、ひょうなどに注意を呼びかけています。

15日は東日本の上空およそ5500メートルに、氷点下30度以下のこの時期としては強い寒気が入り、日本海を進む低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。

県内はおおむね曇りで、一部で雨が降っているところがあり、今夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となりそうです。

16日午前6時までの24時間に予想される雨の量は、多いところで南部で30ミリ、北部と中部で20ミリとなっています。

気象台は15日夜遅くまで落雷や突風、ひょうなどに注意するよう呼びかけています。

また、雨に伴い、北部と中部の積雪の多い地域では、雪解けによる低い土地の浸水や土砂災害などにも注意が必要です。