熊本県の防災センターで執り行われた熊本地震の追悼式に、遺族14人が参列しました。
熊本地震を巡っては去年(2024年)4月以降、新たに2人が災害関連死に認定され、亡くなった人は熊本県内で275人です。
熊本県 木村敬知事「弱き声、小さき声にもしっかりと耳を傾けながら、県民が安心して暮らせる熊本を築いていく」

大切な人を亡くして9年。遺族は、さまざまな思いで花を手向けました。
当時大学生だった息子の晃(ひかる)さんを熊本地震で亡くした大和忍(やまと しのぶ)さんは、去年9月に夫の卓也(たくや)さんも亡くしました。
息子・晃さんを亡くした 大和忍さん「追悼式にドキドキしながら緊張して来ましたので、夫の声が聞こえたような気がして。『なるようにしかならんたい』と、いつも(夫が)言っていたので。その言葉が、ふっと頭に…」

4歳だった次女の花梨(かりん)ちゃんを亡くした宮崎(みやざき)さくらさんは、復興が進んでもその陰で苦しんでいる人が多くいると訴えます。
次女・花梨ちゃんを亡くした 宮﨑さくらさん「(復興の)陰でいまだに抱えている人も、悩んでいる人もたくさんいるのも事実。それを忘れないように伝えていくことが大事」

また今年は初めて、追悼式の前に遺族同士が交流できる場が設けられました。
母・津崎操さんを亡くした 冨永真由美さん「ここでならば家族にも言えない自分の本音が吐けるという場ができて、そこでつながりあえて、その中で癒されていって、そこから一歩踏み出せるところまで変化していったら良いな」














