大阪・関西万博が13日開幕しました。世界中の注目が日本に集まる中、万博に合わせ外国人客を大分県内に呼び込もうとする様々な取り組みが始まりました。

いよいよ始まった大阪・関西万博。日本での万博は2005年の愛知以来20年ぶりです。過去最多となる158の国と地域が参加した会場は初日から大勢の来場客でにぎわいました。

(来場者)「大阪が変わる日を自分の目で見てみたいなと。子どもたちに覚えといてほしいと思います」「めちゃくちゃワクワクしています。気になるとことにいっぱい行きたいです」

10月までの開催期間中に来場が見込まれる外国人客の数はおよそ350万人。こうした訪日客を県内に呼び込もうと工夫を凝らした様々な取り組みが実施されています。

13日から愛称を「大分ハローキティ空港」とした大分空港。国内外に多くのファンを持つサンリオキャラクターが大分をPRします。

(加賀其記者)「大分空港の到着ロビーにはフォトスポットが当たらに設けられ、サンリオの人気キャラクターたちが出迎えています」

空港内は搭乗通路や階段など14か所がキャラクターで装飾され、多くの利用客が、お気に入りの1枚を写真に収めていました。

(佐藤知事)「是非この機会に関西だけではなくて、大分にもたくさんの外国の方に来ていただきたいと思う」

また、万博会場では日田市が世界中にファンを持つ漫画「進撃の巨人」とコラボした観光PRブースを4月30日から展開。このほか、県も温泉やシイタケなどの特産品をアピールするブースを9月に出展します。

大阪・関西万博は10月13日まで開催。国内外の来場者に向けたPRで県観光のさらなる浮揚へ期待がかかります。