春の全国交通安全運動に合わせて、宮崎県日向市の高校では、生徒たちに自転車のヘルメット着用を呼びかけるキャンペーンが行われました。

このキャンペーンは、「自転車ヘルメット着用推進リーダー校」に指定されている日向市の日向高校と、日向警察署が合同で実施したものです。

14日は、生徒会のメンバー10人が、登校する生徒たちに自転車のヘルメット着用や交差点での安全確認の徹底を呼びかけました。

(呼びかけ)
「日向高校の一人ひとりがリーダーの自覚を持ち、ヘルメットをかぶることを当たり前のことにしていきましょう」

(日向高校生徒会長 小林道夫さん)
「私たちの目標である着用率100%につなげていけるようにしていきたいと思う」

(日向警察署 西尾拓也交通課長)
「命を守る手段として、ぜひ、ヘルメットをかぶっていただきたい」

県警察本部によりますと、今年、県内では先月末までに自転車による事故が59件発生していて、このうち、14件は高校生がからむ事故だということです。