気象庁は14日午前「雷と突風及び降ひょうに関する気象情報」を発表し、南西諸島から西日本・東日本にかけての広い範囲で、15日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨、そして降ひょうへ注意を呼び掛けています。

【画像で見る】この時期としては強い寒気流入

4月15日まで警戒を

▶落雷
▶竜巻などの激しい突風
▶急な強い雨
▶降ひょう(ひょう)

気象庁によりますと、本州付近の上空約5500メートルには氷点下30度以下の、この時期としては強い寒気が流れ込む見込みです。さらに、日本海を北東に進む低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で、南西諸島から東日本にかけて大気の状態が非常に不安定となると予想されています。

注意点・防災行動

▶発達した積乱雲の兆し(黒い雲、雷鳴、急な冷たい風)を感じたら、建物の中に避難を
▶屋外作業や農作物、ビニールハウスなどの農業施設にも被害が及ぶおそれがあるため、事前の対策を

気象庁は、天気の急変に十分注意し、今後の気象情報に留意するよう呼びかけています。