県内の警察署に勤務していた20代の巡査長がオンラインカジノで賭博をしたとして、先月、略式起訴されていたことが分かりました。巡査長は11日付けで依願退職しています。

賭博の罪で略式起訴されたのは、県内の警察署に勤務していた20代の男性巡査長です。警察によりますと、男性巡査長の同僚からの情報を受け調べたところ、この巡査長が一昨年12月、オンラインカジノサイトで複数回にわたって違法なポーカー賭博をしたことが判明したということです。

巡査長は約300万円を使ったと話し、容疑を認めたということです。また警察は、巡査長がギャンブル目的で多額の借金をしていたことや、勤務時間中にオンラインカジノの決済代行業者に送金した行為などに対して、減給6か月の懲戒処分としました。

県警の田中真実警務部長は「県民の信頼を大きく損ねたことをお詫びします。再発防止に努めてまいります」とコメントしています。