10日、奈良県のグラウンドで中高生が雷に打たれる事故がありました。
去年、宮崎市でも同様の落雷事故が発生しています。

落雷から身を守るために、どのような点に気をつけたら良いのでしょうか。

10日午後6時前、奈良市にあるグラウンドに雷が落ち、部活動中の中高生6人が病院に運ばれました。
当時、奈良県全域には、雷注意報が発表されていました。

同じような事例は、県内でも発生しています。
去年4月、宮崎市のグラウンドに雷が落ち、熊本県から来ていた高校生18人が病院に搬送されました。

県教育委員会では、この落雷事故を受け、気象台と協力し、教職員や部活動指導員などを対象にした研修動画を作成。
動画では「気象情報」や「雷ナウキャスト」の確認方法などが説明されています。

(宮崎県スポーツ振興課 齋賀哲也課長補佐)
「気象庁が出しています『雷ナウキャスト』のサイトが動画のほうに上がっておりますので、指導者の方々は、その情報をしっかり見ていただいて、スポーツ活動など、ためらうことなく中止中断の判断をしていただきたいと思います」

この動画ですが、検索サイトで「宮崎県教育研修センター」「雷」と検索すると見ることができます。
ぜひご活用ください。