国民の5人に1人は75歳以上の後期高齢者と“超高齢社会”を迎えている今、高齢により店に来られなくなる客も少なくないといいます。
リクルートが全国のケアマネジャーと要介護者の家族を対象に行った調査では、2024年の訪問理美容サービスの利用率は71.1%と、前の年から6.9ポイントも増加しています。

また「訪問理容、訪問美容のサービスが要支援・要介護のレベル改善につながったか」という質問にはケアマネジャーは72.8%、家族では52.5%が「そう思う」と回答するなど、訪問理美容の必要性は高まっています。

実際に訪問理美容のサービスを取り入れる高齢者施設『ココファン新潟関屋』の志茂祐貴所長は、その効果について「理美容が終わったあとにメイクなどを再開したり、着る洋服をちゃんと選ぶようになったりと、大きく生活に対するモチベーションの変化を感じています」と話します。
舛田和美さん
「髪はかなりメンタルの部分ととても通じてる部分があるので、髪が綺麗になってないと、皆さんなんか生きた心地がしないというか、そういうところがすごくあるので、皆さんに元気になってほしいなと、すごく思いますよね」