「バスケットボール2チームつくれない」

児童数の減少が続く祝町小学校ですが、かつて、八幡製鉄所で街がにぎわっていた頃は、多いときでおよそ1200人の児童がいたといいます。
当時を知る卒業生は・・・
祝町小学校の卒業生
「当時は八幡製鉄所のまだ活気の良い時だったので社宅もあって、通学時間はすごく活気があってすごかったですね」

しかし、現在の児童数は90人。
ピーク時の10分の1以下まで減少しました。
学年を超えて合同で授業を行うことも少なくありません。
祝町小学校 平川信乃校長(当時)
「学年の人数が減ってきているものですから、低学年、中学年、高学年でまとまって一緒に活動しましょうということは増えてきています。例えば一番少ない学年9人だとバスケットボール2チーム作れない。体育とかも1・2年生で一緒にやりましょうかということもあります」
「委員会の数は他の学校より少ないと思います」

児童数の減少で、委員会活動にも影響が出ています。
祝町小学校 平川信乃校長(当時)
「委員会の数自体はほかの学校よりも少ないと思います。特に5、6年生だけだと全く人が足りないので、本校では4年生から委員会活動にも入ってもらっています」
さらには、使われなくなった空き教室も。

RKB 岩本大志記者
「こちらは児童数の増加によって増築された場所です。こちらは、かつて教室として使われていたんですが、現在は資料室となっています」













