20日に行われたドラフト会議で、オリックスからドラフト2位指名された日本航空高校石川の内藤鵬内野手(18)は、高校通算53本塁打の超高校級スラッガーだ。今季プロ野球で日本選手最多本塁打記録(56本塁打)を打ち立てたヤクルトの村上宗隆(22)は52本のため、その数字を上回っている。
高校3年間で甲子園の出場はなかったが、この夏の石川県大会では推定飛距離130m超えのホームランを放つなどして全国から注目を集めた。
180㎝100㎏という堂々たる体躯から「加賀のドカベン」と呼ばれる内藤は、小学生時代から怪物ぶりを発揮していた。小学6年時には既に168㎝80㎏とずば抜けた体格で、野球チームのOBが練習で投げてくれた球速約130キロの速球を柵越えしたことがあるという。それでも本人は「あんな速い球初めて見ましたけど、なんか当たって飛んで行きました」と飄々と答える。
内藤の打球があまりにも飛ぶので、対戦相手の監督が不正バット使用を疑ってきたことも。中学時代には、プロ野球のDeNAベイスターズが本拠地として使用する横浜スタジアムであわやホームランかというフェンス上段に直撃する打球を放ったこともある。
子供の頃から怪物ぶりを発揮してきた内藤。そのパワーの源は、中国出身の両親が作る美味しい料理だ。中学時代には、ご飯大盛り7杯に麻婆豆腐や唐揚げなどのおかずを加えた総重量2.5㎏の食事をペロリとたいらげていたという。「小学校の時に、炊飯器の中に三合ぐらいご飯があって、レトルトカレーを温めて食べようと思ったら、ごはん全部食べちゃったことありました」と本人も大食漢であることを自覚している。
高校時代には、西武・中村剛也(39 )のフォームを参考にスイングを作り、ホームランを積み上げてきた。100㎏を維持しながら動ける体を目指してトレーニングし「徐々に動けるようになった」と自身も手ごたえを感じている。
「一番の持ち味が飛ばすことなので、プロでもホームランが打てるバッターになりたい」と語る内藤。プロでもその怪物ぶり発揮できるか、注目だ。
【選手紹介】
内藤鵬(ないとう・ほう)
2004年10月5日生。18歳。右投右打。愛知県出身。両親は中国出身。日本航空石川では1年秋から4番に座り、高校通算53本塁打を放つ。憧れの選手は巨人・中田翔。
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