アメリカのトランプ政権は10日、中国に課している関税率が合計で145%になったことを明らかにしました。ホワイトハウスが文書で発表しました。

現地時間の10日午前0時1分から、中国に対する「相互関税」の税率をこれまでの84%から125%に引き上げたとしていて、合成麻薬の流入を理由に課している関税20%と合計すると、関税率は145%になります。

トランプ大統領は9日、「中国への関税を125%に引き上げる」と説明していましたが、125%が合成麻薬の流入を理由にした20%の関税を含めた関税率なのかは説明していませんでした。