来月フランスで開催される第78回カンヌ映画祭で、早川千絵監督の映画「ルノワール」が最高賞を競うコンペティション部門にノミネートされました。

早川千絵監督の映画「ルノワール」は、1980年代の日本を舞台に、思い通りにいかない人生を生きる大人たちを11歳の少女・フキの目線から描いた作品で、早川監督自身が脚本も務めています。

早川監督は2022年に前作「PLAN75」でその年のカンヌ映画祭の「ある視点」部門・特別賞を受賞していて、長編作品2本目にして最高賞「パルムドール」を競うコンペティション部門へのノミネートとなりました。

今年のカンヌ映画祭ではこのほかに「ある視点」部門に石川慶監督の「遠い山なみの光」が、ミッドナイト・スクリーニング部門に川村元気監督の「8番出口」がそれぞれノミネートされています。