サクラの便りが届きました。「弘前さくらまつり」の開幕まであと6日となった10日、弘前公園では早咲きの「弘前枝垂れ」がほころび始めました。
可憐な花がほころび始めたのは、弘前公園本丸にある「弘前枝垂れ」です。まだ開花にはいたっていませんが、10日、数輪がほころび始めました。
大正3年、1914年に植えられた「弘前枝垂れ」は、ソメイヨシノより3~4日ほど早く咲くとされてます。
異例の早咲きだった2024年は11日に開花していて、訪れた人は日ごとに高まる春の訪れを実感していました。
市民は
「春が来た。暖かくなってきたのが実感できる。期待しています。きれいに咲いてほしい」
園内は、あと6日に迫ったまつりの開幕にむけ、出店の準備などが着々と進んでいます。
サクラの開花はまだですが、すでに観光客が大勢訪れ、ひと足早く趣のある雰囲気を楽しんでいました。
娘と一緒に訪れた女性は、一年ほど前に亡くなった夫が生前にきたがっていた弘前公園の光景を目に焼きつけていました。
訪れた人は
「山もすごくきれいなので、来れてよかったねと(夫は)絶対言ってくれてたと思う。一緒じゃなくても、私がこれただけでも、たぶんこの辺にいるだろうから。一緒に見れているのでは」
園内のソメイヨシノは、弘前さくらまつりが開幕する来週16日(水)に開花する予想となっています。














