インターネットを悪用したサイバー犯罪の撲滅を図ろうと、盛岡大学附属高校が警察から被害の防止に取り組むモデル校に指定されました。

10日は盛岡西警察署の後藤秀樹生活安全課長から盛岡大学附属高校生徒会長の秋田紗枝さんに、モデル校の指定書が手渡されました。


県警によりますと、2024年寄せられたサイバー犯罪に関する相談件数は2873件に上っていて、若い頃から被害に遭わないよう知識を身に着けることが求められています。
このため県警は2023年から「サイバーセキュリティモデル校」を指定して、被害防止に取り組んでいます。


10日は警察や学生ボランティアがSNSでのトラブルの事例を紹介しながら生徒たちに注意を呼びかけました。

(盛岡大学附属高校生徒会長 秋田紗枝さん)
「家族にも伝えて、(被害から)周りの人も守れるようなものを1年間で築き上げられたらと思う」

指定期間は1年間で、期間中は警察による講演や被害防止を呼びかけるチラシの配布が行われます。