航空自衛隊那覇基地のトップに新たに就任した霜田司令が池田副知事と面談し、中国軍の無人機に対する緊急発進など、南西諸島周辺の防衛体制について意見交換しました。
航空自衛隊・南西航空方面隊の第9航空団と那覇基地のトップを兼ねるのは霜田豊英司令で、4日、着任のあいさつで県庁を訪れ、池田副知事と面談しました。
面談では池田副知事が中国の無人機に対する航空自衛隊の緊急発進が増加していることなどに触れ日ごろの自衛隊の活動に理解を示しました。
このほか両者は地震などの自然災害が発生した際の協力体制の重要性を確認しました。面談後取材に応じた霜田司令は、南西地域における防衛強化の必要性について次のように述べました。
▼第9航空司令兼那覇基地司令 霜田豊英 空将補「周辺情勢は厳しいところがございますので、それに応じた対応をしていきたいと思っております」
霜田司令は2017年から南西航空方面隊の防衛部長を務めていて、沖縄赴任は2度目です。