道路標識などの老朽化について住民の意識を調べるアンケート調査が行われ、都道府県別で沖縄県が最も老朽化を感じている人の割合が多いという結果が発表されました。
調査結果を発表したのは、道路標識などの効率的なメンテナンス方法を研究する古河電気工業と東北大学の研究室です。調査結果によると、老朽化した道路標識や街路樹などを「よく見る」「たまに見る」と回答した人の割合は沖縄県が最も多く、カーブミラーや街灯なども含めた7項目の合計でも、沖縄県が最も多い割合となりました。
県は2023年度に策定した修繕計画で、措置が必要な標識などが県内に約1100件あるという点検結果を報告していますが、十分な予算が確保できず対応には限界があるとしています。