10日、日本体育大学で、俳優の小栗旬さん、窪塚洋介さんが映画『フロントライン』キックオフイベント 日本体育大学救急医療学科 特別試写会にサプライズ登壇しました。


窪塚洋介さん、小栗旬さん


今作は、2020年2月に豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」号で起きた新型コロナウイルスのクラスターと戦う、災害派遣医療チーム「DMAT(ディーマット)」の姿を描く、事実に基づいた物語。

普段の映画の舞台挨拶とは違い、日本体育大学の救急医療学科の生徒に向けたイベントで、試写後には小栗さんと窪塚さんが演じるDMAT隊員のモデルとなった、阿南英明医師と近藤久禎医師、企画・脚本をつとめた増本淳さんの3人によるトークが行われ、作品ができるきっかけなどを語りました。




阿南英明医師、小栗旬、窪塚洋介、近藤久禎医師、増本淳プロデューサー



そしてイベント中盤、増本さんからの「今日は僕らの仲間が来てくれてます」という掛け声とともに、会場後方の扉から現れた小栗旬さんと窪塚洋介さんに学生たちは驚愕。どよめきと拍手の中登壇しました。



小栗旬さん、窪塚洋介さん


小栗さんは、「どうも皆さんこんにちは小栗です」と挨拶「出てきたら(学生達の)『やば』『えぐ』『やばっ』『えぐっ』って言われて」と照れ笑いすると、その言葉に「語彙力っ!」とすかさずツッコむ窪塚さん。そして、窪塚さんの挨拶では「こんにちは私も小栗です」とのボケに「いや、窪塚だろ」と小栗さんがツッコミ返し、20年来の仲の良さをうかがわせました。



小栗旬さん


今回の映画に参加するきっかけについて、先に脚本を読んでほしいと増本さんからメールをもらったという小栗さん「(脚本を)読ませてもらって、どのくらいの取材をしてこの脚本にたどり着いたんだろうって思って『取材の資料どれくらいあるんですか?』って聞いたら『350ページの分厚い資料だけどいい?』って言われて、貰って、それを読んだら、どれだけ増本さんが強い思いでこの作品を作りたいのかっていうのが伝わってきて、これは参加しないわけにはいかないと思いました。」と脚本や資料から増本さんの思いの強さを感じた事を振り返りました。



増本淳プロデューサー

そして、小栗さんと窪塚さんの共演は、約26年ぶり。20年位前から再共演のチャンスをうかがっていたという小栗さん。やっとの共演ということについて窪塚さんは、「ようやく、旬が誘ってくれたお仕事でご一緒できました。それがこの作品です」と喜びを爆発させました。しかし、小栗さん演じる結城と窪塚さん演じる仙道について窪塚さんが、「『船の中と外』でバディで一大事に向き合っていた」と話すと、小栗さんは「だからすごい久しぶりに洋介君と、ついにお仕事できると思ったら結局ほとんど会わなくて」とお茶目に笑い、窪塚さんも「ほとんど電話(のシーン)でした」と笑い合いました。


小栗旬さん


【担当:芸能情報ステーション】