福島第一原発の処理水について、東京電力はき10日午前、今年度初めてとなる海への放出を始めました。
東京電力は、福島第一原発の放射性物質トリチウムを含む処理水について、通算で12回目、今年度初めてとなる海への放出を、10日午前11時32分に始めました。今回は、これまでと同じおよそ7800トンの処理水を海に放出し、28日に放出が完了する予定です。
東京電力は今年度、5万4600トンの処理水を、7回に分けて海に放出する方針です。
東電は「安全な海洋放出を安定的に実施できるよう緊張感を持って取り組む」としています。