こちらが、高校2年生の田村雅さん、こだわりはファッションからも漂います。

田村雅さん
「韓国風の感じでブラウスにして、スカートをはいて、髪の毛を外まきにしました」

もともと、カープの大ファンで鈴木誠也選手の登場曲がBTSの曲だったことをきっかけに韓国文化にはまったという雅さん。

自分の誕生日にリクエストしたケーキは、こんな形でした。

田村雅さん
「韓国でセンイルケーキっていうのがあって、それをインスタで調べたりして、ハートの形とか、ホイップのかわいい感じとかが韓国風です」

そんな雅さんのお部屋はというと…。

田村雅さん
「これが、わたしの部屋です」

― 一面、韓国ですね。
「はい」
ファンの必須アイテムであるうちわに留まらず、写真やグッズが所せましと飾られ、ベッドカバーまで…。韓流アイテム、一色です。

ベッドサイドにずらりと並べられた人形は、BTSのメンバーを模したキャラクターです。

田村雅さん
― 一番推しのメンバーっていたりするんですか?
「一番右のオレンジの髪のジンくんが一番推しです」

雅さんの一番の「推し」は、BTSの最年長メンバー、キム・ソクジンさん、通称ジンくんだそう。
田村雅さん
「これとこれとこれと、ここの2つと旗とうちわと、フラッグと、ここのキーホルダーと、ここのポスターがジンくんです。一緒にいれる感じがして、うれしいです」

― 全部、ジンくん?
「ジンくんはここまでで…」
BTSメンバーの誕生日には、ケーキを用意して、人形と一緒に1人で「お祝い」。SNS上で全国の仲間と気持ちを共有します。

同じくBTSファンの叔母とは、メンバーが通った場所や宿泊したホテルを訪ね歩く、いわゆる「聖地巡礼」もしているのだそう。

田村雅さん
「もともと曲は知っていたけど、ファンにはなっていなくて、お母さんの妹と一緒に “ヲタ活” しだして、どんどん “沼った” 感じ」
