高値が続くコメについて、江藤農林水産大臣は9日、夏まで毎月、備蓄米を放出するほか、3回目も再来週に行うと明らかにしました。
果たしてコメは安くなっていくのか…地元の米穀店を取材すると、意外な状況が見えてきました。

江藤拓 農林水産大臣
「上昇したコメの価格を落ち着かせるためこの夏の端境期まで切れ目なく、政府備蓄米が供給されるよう、夏まで毎月政府備蓄米の売渡を実施する。4567、7月まで4回やることになるのかな」

9日、石破総理との会談後、江藤農水大臣はこのように述べ、今年の新米が出る夏まで毎月、備蓄米を放出することを明らかにしました。

その上で、10万トンを対象に3回目となる備蓄米の放出を再来週に実施するほか、必要であればさらなる対応を検討する考えも示しました。