9日に発動した「トランプ関税」。アメリカの関税措置が発表されて以降、株価の乱高下が続き、富山県内の証券会社には投資家からの問い合わせが相次いでいます。
アメリカのトランプ政権が4月3日に発表した24%の相互関税。その影響で株価は乱高下が続いています。

富山県内の証券会社では9日も投資家から売買についての問い合わせが相次ぎ、対応に追われていました。
ずかわ証券ウェルスマネジメント富山支店
曽根達博 支店長
「本当にチャンスと思う方がぱっと買ったりとか、怖いと思う方が投げ売り出したりとか、そこが時間によって交錯しているという感じです」

9日、株価は下落から一転、日本が関税を巡る交渉で「優先されるのでは」との期待感などから値を戻していました。

しかし、9日朝は――
ずかわ証券ウェルスマネジメント富山支店
曽根 達博 支店長
「少し歩みよるところが出てくるのかなという期待から、1876円昨日上げたが、状況が変わらないんじゃないかということで、1100円安になっております」

こちらの証券会社に毎日通っているという投資家に“トランプ関税”の影響を聞くと――
投資家
「大変。買ったら下がるし、売ったら上がるし。問題は午後1時から。そこからまたどう動くか」
