1967(昭和42)年に羽田空港にすっくと降り立った細い脚。それはファッションのみならず、日本女性の生き方に衝撃を与えた「社会現象」でした。(アーカイブマネジメント部 疋田 智)

身長165cm、体重41kg

1967年10月18日。モデルで女優のツイッギーさんが羽田空港に降り立ちました。
当時まだ10代だった「ミニ(ミニスカート)の女王」はにこやかに、細くて長い脚を見せつけながら、カメラマンにもみくちゃにされながら、東京ヒルトンホテルに向かったのです。

前年のビートルズ来日もかくや、とばかり、羽田空港は多くのファンと報道陣で溢れました。

ツイッギーさんは年に1000万ドル(36億円・当時)を稼ぎ出す、世界的売れっ子ファッションモデルでした。

それが日本にやってきたのですから、それはもう大騒ぎ。ビートルズか、ツイッギーかというほどの熱狂ぶりでした。