中国の河北省にある高齢者施設で火災があり、20人が死亡しました。
中国国営の中央テレビなどによりますと、8日、午後10時前、河北省承徳市にある高齢者施設で火災がありました。消防などが現場に駆けつけ、午後11時ごろ、火は消し止められたということです。
この火災で、あわせて20人の死亡が確認されたということですが、亡くなった人の年齢や性別は明らかにされていません。また、19人が病院に搬送され、経過観察を受けているということです。公安当局が施設の責任者の身柄を確保し、出火の原因を調査しています。
この施設は2016年に設立され、ベッド数は300床、およそ260人が入居していたということです。施設では高齢者に対して食事や介護を提供し、2023年には河北省政府から「1級高齢者施設」と評価されていたということです。
今回の火事について国務院は重大事故に認定し、今後、調査を行うことにしています。
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