春の全国交通安全運動にあわせて、大分市内の企業に勤める従業員6人が一日交通警察官に委嘱され、市中心部で安全運転を呼びかけました。

一日交通警察官に委嘱されたのは、トキハや日本製鉄など大分市内の企業に勤務する女性6人です。大分中央警察署の萩尾伸司署長が「交通死亡事故が多発しているため、歩行者の安全確保などを呼びかけてほしい」と一人ひとりに委嘱状を手渡しました。

県内では7日に宇佐市で高齢女性がタクシーにはねられ、死亡するなど今年に入って交通事故による死者は11人に上り、去年の同じ時期と比べ4人上回っています。

(一日交通警察官・藤野まゆなさん)「使い方を間違えると危険な乗り物になるので、活動を通して多くの方に交通ルールの意識を持ってほしい」

このあと、6人は市中心部で横断歩道での交通ルールの順守などを呼びかけました。春の全国交通安全運動は4月15日まで実施されます。