各地で朝の冷え込みが強まった21日、岐阜県や愛知県では秋ならではの風景が見られました。

岐阜県飛騨市古川町を一望できる安峰山(あんぼうさん)展望台では、21日朝、白い霧が海のように市街地を包み込む様子が見られました。

この朝霧は秋から初冬にかけて昼と夜の寒暖差が大きくなると、冷やされた空気が盆地の底に溜まって発生します。訪れた人々は景色を写真に収めるなどして楽しんでいました。

古川町の朝霧は11月下旬まで楽しめるということです。

一方、愛知県豊根村の茶臼山高原では、標高1200メートルから1300メートル付近で、ブナの木などが鮮やかに色づいています。

2週間ほど前から冷え込む日が多くなって一気に色づきが進み、ほぼ例年並みに見頃を迎え、訪れた人が色鮮やかな景色を楽しんでいました。



(訪れた人)
「まだ早いかと思ったが結構良い感じ」
「とてもきれいで花も咲いていてよかった」

茶臼山高原の紅葉は、11月上旬にかけて見頃になる見込みです。