3月に落書き被害をうけた新潟市のシンボル・萬代橋周辺で、落書きを消す作業が8日に始まりました。

【記者リポート】
「新潟市 中央区、萬代橋の落書き現場です。足場に作業担当者が上り、落書きを消す作業を始めました…」

作業が始まったのは、3月に“落書き”が見つかった萬代橋の欄干部分です。

新潟国道事務所によりますと、欄干を傷めないように、落書きを落とす溶剤は弱いものから使い、試しながら落としていくということです。

そして柔らかい布で拭き取っては高圧の温水を吹きかけるという作業を、消えるまで繰り返すということです。

【新潟国道事務所 瀧澤秀則 副所長】
「なるべく傷つけないように、きれいに消せたらということでやっております」

今回の作業は9日まで行われるということですが、萬代橋は『国の重要文化財』でもあることから、他の落書きについては文化庁から許可をもらい次第作業に取り掛かるということです。