今年2月の山梨県内の有効求人倍率は前の月と同じ1.26倍でした。
山梨労働局によりますと2月は求人数、求職者数、いずれも前の月より減少し、仕事を求める人1人に対し どれだけの求人があるかを示す有効求人倍率は1.26倍でした。
1.26倍は2か月連続です。

産業別でみると改善の動きに弱さが続く製造業の一部や、閑散期だった宿泊業などで新規の求人が減った一方、タクシーなど旅客運輸業や、慢性的な人手不足が続く医療福祉業などが求人を増やしました。
こうしたことから県内の雇用情勢について「一部に弱さがみられるものの改善が進んでいる」と21か月連続で判断を据え置きました。
また今後について、原材料費の高騰や物価上昇に伴う売上の圧縮などがどう影響するか、注意してみていく必要があるとしています。