1都6県の高速道路で発生したETCのシステム障害。

7日未明から長野県内の一部の料金所でもETCが一時使えなくなりましたが、午後2時までに復旧しました。

利用率が95%を超えるETCの障害に料金所は混乱しました。中日本高速道路によりますと、1都6県で6日発生したETCの障害が、きょう(7日)未明、県内の長野自動車道の一部の料金所にも拡大しました。

中日本高速道路では、安曇野より南の長野道と中央道を管轄しています。
障害が発生したのは、岡谷から安曇野の5つの料金所と梓川サービスエリアのETC専用出入り口です。

こちらは、7日朝の長野道松本インターチェンジです。
高速道路に入るのはいつも通りです。

混乱は目的地で高速道路から出る際に起きました。
ETCゲートは「閉鎖中」の文字、係員のいる一般のゲートに向かいました。
渋滞を防ぐためETC専用ゲートも開放し、係員がETCのゲートへと車を誘導していました。

松本インターでは、一般レーンに車が流れ若干の渋滞が見られました。

中日本高速道路は、午後2時に応急復旧作業が完了したと発表。
障害が発生した県内の料金所でもETCが使えるようになりました。

ところで、システム障害のため自動で決済されなかった通行料金はどうなるのでしょうか?

中日本高速道路では、障害が発生した間の通行料金は、ホームページから専用ページにアクセスして「後払い」で払ってほしいと呼びかけています。