任期満了に伴い7日に告示された出雲市長選挙は、現職の飯塚俊之さん以外に立候補はなく、飯塚さんが無投票で再選を決めました。
再選決定後、市内で開かれた選挙報告会には、県選出国会議員や丸山達也知事、周辺市町の首長らおよそ120人が集まり当選を祝いました。
飯塚俊之市長
「今までの4年間の取り組みを評価して頂いたものだと思っています。私がここで、指揮者のような役割をすることによって、全体的にこの出雲の底力というものが上がって行く。そういう役割を私は担って行きたい。」
飯塚さんは出雲市出身の59歳。明治大学を卒業し、企業経営のほか平田商工会議所副会頭などを経て出雲市議会議員を3期目途中まで務め、前回2021年の市長選挙で初当選しました。
飯塚さんは、1期目はコロナ禍もあり自分のカラーを十分示せなかった部分があったとし、方向性が市民に伝わり花開くような取り組みをしていきたいとしました。
2期目の飯塚市政では、人口減少や旧郡部との地域間格差の対策のほか、去年7月の大雨による道路崩落で日御碕地区が孤立したことに示される市内の防災減災などが課題となりそうです。