SNSなどを通じて募集される「闇バイト」が絡んだ強盗や詐欺事件が全国で相次ぐ中、富山県警は富山大学の新入生を対象に闇バイト防止に向けた講義を行いました。

講義が行われたのは富山大学の杉谷キャンパスで、医学部や薬学部などの新入生約300人が出席しました。
富山県警のサイバー犯罪対策室の藤野真弘さんが講師を務め、「闇バイト」募集の手口などの注意点を説明しました。

藤野さんは、勧誘する側は巧妙に身分証明書などの個人情報を送らせ家族や交際相手の情報まで聞き出し、犯罪行為だと気づいても脅迫してくるため、一度加担すると抜け出せなくなると、闇バイトの恐ろしさを訴えました。
県警では闇バイトなど不信な誘いなどがあれば、警察に相談してほしいとしています。