老朽化のため、新たに整備された高松市中央卸売市場の青果棟の営業が始まり、けさ(7日)、初めてのセリが行われました。

高松市朝日町に新築移転した中央卸売市場の青果棟です。けさは大西市長が鐘を鳴らし、初めてのセリが行われました。
青果棟は、高松市瀬戸内町にあった建物の老朽化のため、市が約100億円をかけて整備したもので、夏の猛暑や冬の低温でも野菜や果物の適切な温度管理ができる閉鎖型の施設が最大の特徴です。
(大西秀人高松市長)
「温度管理や雨に濡れない構造、最新鋭の設備も備えられておりますので」
(仲卸業者)
「私らも涼しいところで仕事ができたらその方が快適だから、快適環境が人間にも野菜にも与えられるなという感じ」
年間7万トンの取り扱いが目標で、フェリーターミナルも近いことから物流の拠点としても期待が寄せられています。