アメリカのトランプ大統領は「薬を飲まなければいけないときもある」と述べ、世界的な株価の急落のなかでも相互関税を見直さない考えを強調しました。
アメリカ トランプ大統領
「(株価も)何も下がってほしくはないが、何かを治すためには、時には薬を飲まないといけないこともある」
トランプ大統領は6日、株価の急落についてこのように述べ、相互関税を薬に例えて政策を見直さない考えを強調しました。
関税により、アメリカ国内の物価が上昇することも懸念されていますが、「インフレが大きな問題になるとは思わない」との認識も示しています。
また、トランプ氏はこの週末、「多くのヨーロッパ人やアジア人、世界中の人々と話をした」とも明らかにし、「彼らは取引がしたくてたまらないんだ」と話しました。
さらに、トランプ氏は「我々は中国、EU、その他多くの国との間に巨額の赤字を抱えている。この問題を解決できるのはアメリカに数百億ドルをもたらす関税しかない」とSNSに投稿しました。「人々はいつの日か、関税はアメリカにとってとても美しいものだと気づくだろう!」と強調しています。
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