犠牲者が3500人を超えたミャンマーの大地震の被災地は、大雨と強風に見舞われ、被害のさらなる拡大が懸念されています。

現地メディアによりますと、地震で8割の建物が損壊し、壊滅的な被害が出ている中部のマンダレーなどは5日夜から大雨と強風に見舞われました。

国際援助隊による救援活動ができなくなったり、被災者たちが避難生活を送っていた仮設のテントが吹き飛ばされたりと、影響が広がっているということです。

被災地では住まいを失った多くの人たちが屋外での避難生活を余儀なくされていることから、被害のさらなる拡大が懸念されます。

ミャンマー軍事政権によりますと、地震による犠牲者は3564人、負傷者は5012人、行方不明者は210人にのぼっています。