新潟県上越市で、県営高田発電所の改修工事中にダムと繋がる水管が壊れ、一時大量の水が流れ出ました。鉄塔2基が倒れ、土砂崩れが発生しています。
新潟県によりますと、5日午後5時半ごろ改修工事を行っている業者から「異常な水の流出がある」と県に報告がありました。
6日午前8時に、県が現場を確認したところ、後谷ダムから発電所に繋がる水管が破損。また、ケーブルクレーン用の鉄塔2基が倒れたほか、土砂崩れも発生していたということです。

このほか下流の向橋地区では川が流木でせき止められ、周辺の一部の畑が浸水しました。

【近所の人】
「水がものすごく逆流している そこの詰まったものをあげてもらったみたい」
県はダムからの取水を止め、川をせき止めた流木を取り除きました。
けが人や民家への影響はないということですが今後、原因を調べる方針です。
