北アルプス白馬乗鞍岳で、バックカントリーをスノーボードで滑走していた静岡県の親子が道に迷って動けなくなり、警察は夜明けを待って救助に向かう予定です。

遭難したのは静岡県浜松市の50歳の男性会社員と15歳の息子です。

警察によりますと、2人は5日、北アルプス白馬乗鞍岳の天狗原=標高1650メートル付近のバックカントリーをスノーボードで滑走中、道に迷い行動不能になりました。

警察には家族から救助要請があったもので、2人ともけがはなく、連絡はとれているということです。

2人はビバークの装備がないため、警察は、風を防いだり体を動かしたりして寒さをしのぐよう指示したということです。

警察などは6日早朝から救助に向かう予定です。