5日朝、長野市の住宅地で火事があり、この家に住む女性がやけどをして病院に運ばれました。

火事があったのは長野市三輪の74歳の女性が暮らす住宅で、午前7時前「2階建ての建物が燃えている」と消防に通報がありました。

火はおよそ2時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅およそ135平方メートルを全焼しました。

この火事で住人の女性がやけどを負って病院に運ばれましたが、軽傷とみられます。

現場は長野市中心部に近い住宅地で、消防車両12台とおよそ40人が出動し消火にあたりました。

警察は家の中から火が出たとみて調べています。

一方、須坂市では4日夜、住宅が全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。

火事があったのは須坂市臥竜(がりゅう)の住宅で、4日午後8時前「家が燃えている」などと通報がありました。

火はおよそ3時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅が全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。

警察は、遺体は火事のあと連絡が取れなくなっている住人の女性とみて調べています。

5日の長野県内は火事が相次ぎ、伊那市では下草を焼いていて燃え広がった火を消そうとした92歳の男性が、やけどをして病院に運ばれています。