長野県佐久市に住む90代の男性が、現金およそ1300万をだまし取られました。
調べによりますと、今年2月下旬、男性の携帯電話に警察官や検察官を名乗る男から電話があり、「口座の現金の指紋を検査するのでお金をおろして、自宅に保管してください」などと言われました。
さらに3月上旬、警察官を名乗る男から「指紋検査をするので、おろしたお金を提出してください」と言われ、男性は指示通りに現金1290万円を自宅の敷地内に置いたということです。
その後、相手と連絡が取れなくなったことを不審に思い、警察に相談して被害に気づきました。
警察では、事件捜査の名目で振り込みを依頼することはないなどとして、注意を呼びかけています。