子どもの事故防止などを重点に6日から始まる春の全国交通安全運動を前に、大分県庁で開始式が行われました。

春の全国交通安全運動は、子どもの事故防止に向けた道路交通環境の整備や歩行者優先意識の徹底などを重点に実施されます。

開始式には、この春金池小学校に入学する新1年生7人も参加し、幡野徹本部長が「ドライバー、歩行者ともに自分の命を守る習慣の啓発を徹底してほしい」と訓示しました。

このあと、新1年生7人が横断歩道の渡り方についての模範演技を披露。全員で「僕たち、私たちは手をあげて横断歩道を渡ります。運転手さんは安全運転お願いします」と交通安全の誓いを宣言しました。

(交通企画課・石川達郎さん)「新一年生も増えますし、新しい生活環境になりますので事故が増える危険性があります。また警察としては交通事故防止に取り組んでいきたいというふうに思っております」

県警によりますと、今年県内で交通事故による死者は、3日までに10人に上り、去年の同じ時期から3人増加しています。春の全国交通安全運動は6日から15日まで実施されます。