SNS上で知り合った女性を名乗る人物から投資話に勧誘され、大分市内の40代の男性が、およそ660万円をだまし取られたことがわかりました。
警察によりますと、大分市内に住む40代の男性の携帯電話に去年10月、日本人の女性を名乗る人物からインスタグラムでメッセージが届きました。男性はその後、LINEでやり取りして、この人物に好意を抱き、唯一無二のデジタルデータを証明する「NFT」での投資に勧誘されました。
信用した男性は去年12月にかけ、指定された口座やアドレスに7回にわたり現金や暗号資産計659万円分を送りました。
利益分を引き出せない男性が不審に思い、家族に相談した結果、2日に警察を訪れ、詐欺の被害が判明しました。
警察は、SNSで知り合った相手から投資を勧められるのは詐欺の手口だとして注意を呼びかけています。