福島第一原発の廃炉に向けた若い人材などを育てる福島県いわき市の福島高専で、3日、入学式が行われました。

福島工業高等専門学校では、廃炉に向けた人材育成に力を入れていて、「廃炉工学」などを学ぶことができます。

3日に行われた入学式には、新入生や編入学生など230人が出席し、新入生を代表して松本蒼大(そうた)さんが、「知識を深めるだけではなく自ら考え行動する力を身につけていきたい」と抱負を述べました。

機械システム工学科の新入生「機械を使ったり溶接をしたり、3Dプリンターとか色々な機械を使ってみたい)」
機械システム工学科の新入生「将来の夢が自動車を自分で作りたい。ここで新たに友人関係を築いたり、部活動やイベントなどに励んだりしてこの5年間を充実したものにしていきたい」

新入生たちは、今後5年間の一貫教育を受け、日本の産業や科学技術を支える専門知識を学びます。