アメリカのトランプ大統領は関税の導入を手術に例えて、今後、アメリカが好景気になると強調しています。
トランプ大統領
「まあ、重病の患者である以上、予想されたことだ。アメリカ経済は、きのう、手術を受けた病人なんだ。今後、我が国は好景気に沸くだろう」
アメリカのトランプ大統領は3日、市場の反応について「予想されたことだ」と話した上で、アメリカ経済を重病の患者、相互関税を手術に例えて、「手術は終了し、今は静養させているところだ」と説明。今後、アメリカが好景気になるという見方を強調しました。
一方、各国の反応は厳しいものとなっています。
マクロン大統領
「今後、予定されているアメリカへの投資計画は、問題が解決するまで中止すべきだ」
フランスのマクロン大統領は、トランプ氏がEU=ヨーロッパ連合への相互関税として20%を課すと発表したことを受けて、「残酷で根拠のないものだ」と批判しました。
また、カナダのカーニー首相は3日、「アメリカとの統合を着実に深めてきた古い関係は終わった。これは悲劇だが、新たな現実でもある」と強調。
アメリカが輸入する自動車へ25%の追加関税を発動したことを受け、カーニー首相は報復関税を課すと表明しています。
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