熊本市教育委員会は、生活困窮世帯への支援金の申請者が、約2か月半(81日間)に渡り、熊本市のホームページ上で閲覧できる状態だったとして、謝罪しました。

市によりますと、閲覧できる状態だったのは、生活保護世帯などに支給される「高校等進学支援金」の申請者の562人分の名前です。

名前は黒塗りの状態で2024年12月26日に公開されましたが、PDFの検索機能で名前を入力すればその人の生年月日や年齢、申請理由などを閲覧できる状態になっていたということです。

申請者の指摘でミスが発覚し、3月16日に、資料をホームページ上から削除しました。

市教委は「担当職員が文字データを削除せずPDF化したのが原因」としていて、再発防止に努めるとしています。