2日夜遅く、青森市で住宅1棟が全焼する火事があり、焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかりました。警察は、この家に住む男性とみて、身元の確認を進めています。

浅水友輝 記者
「午後11時半過ぎです。建物から激しく炎が燃え上がっています。電線にも火が燃え移り、延焼する勢いです」

2日午後11時40分ごろ、青森市佃1丁目の無職・伊藤 敬さん(70)の住宅から火が出ました。

火は約4時間後に消し止められましたが、この火事で木造一部2階建ての住宅1棟が全焼し、焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかりました。

付近の住民
「銃声みたいな音が鳴って、『パーン』と何かが破裂した音がした」

「カーテン開けたら窓から伝わるぐらい熱気がきた」

「風も強くて(火の粉が)舞っていた。広がらなければいいけれども…」

警察によりますと、伊藤さんは1人暮らしで、火事のあと連絡が取れていません。

警察は亡くなったのは伊藤さんとみて、遺体の身元の確認を進めるとともに火が出た原因を調べています。