富山労働局が今月発表した富山県内の2月の有効求人倍率は1・40倍で前の月から0,01ポイント上昇しました。上昇は2か月連続です。
富山県内の2月の雇用情勢は前の月と比べ有効求人数が2,7%減の2万1093人、有効求職者数は3,7%減の1万5067人、よって有効求人倍率は、1,40倍となり0.01ポイント上がり2カ月連続での上昇となりました。

全国の有効求人倍率は前の月を0,02ポイント下回る1,24倍で6カ月ぶりに低下しています。

産業別の求人数では、卸売業や小売り業、金融業が増加しサービス業が減少しています。

富山労働局は、「求人が求職を上回って推移しているものの、求人に足踏み感があり、改善の動きに弱さがある。物価上昇が雇用に与える影響に注意が必要」と分析しています。

