中国軍は、台湾周辺での軍事演習に空母「山東」が参加したことを明らかにしました。

台湾などを管轄する中国軍の「東部戦区」は、きのうから台湾周辺で軍事演習を行っていて、独立勢力と見なす台湾の頼清徳政権をけん制しています。東部戦区によりますと、演習には空母「山東」も参加し、台湾東部で海軍・空軍合同での演習を実施したということです。

台湾国防部は、先月29日から空母「山東」の艦隊の動向を監視していて、おととい台湾が設定する警戒区域に進入したのを確認したとしています。一部台湾メディアは、空母「山東」が台湾の警戒区域に進入したのは初めてだとしています。